環境にやさしい港づくり

港湾の諸活動に起因する温室効果ガス排出への社会的関心が強まっています。
横浜港では、港湾機能を維持しつつ、温室効果ガスを抑制するため、以下のような取り組みを行っています。

ゆっくり走ろう横浜港

横浜港における脱温暖化対策のひとつとして、「CO2・事故・コスト削減」を目指す「ゆっくり走ろう!横浜港」の取組みが平成22年度から港湾関係者等の協働により推進されています。

当社も、啓発キャンペーンなどこうした取組みに参加するとともに横浜港の利用者に呼びかけを行うなど推進しています。

稚魚の放流

横浜港の水生生物の維持培養の一環として、マコガレイやカサゴ、ヒラメなどの稚魚を放流しています。

また、2006(平成18)年より小中学生を対象とした稚魚放流体験イベントを行っています。2012(平成24)年で7回目を迎えた同活動では、本牧ふ頭海釣り公園でクロダイの稚魚を放流しました。

放流活動を通じ、水生生物の維持培養に努めるとともに、海域環境保護の重要性を伝えています。

海上・海底清掃

横浜港では環境改善を図るため、海上や海底の清掃活動を行っています。
また、当社では横浜市内の漁業協同組合と協力して、漁業者が底引き網漁などで横浜港内の海底から引き上げたゴミを回収・処分しています。