大黒ふ頭

大黒ふ頭全景大黒ふ頭 配置図 小

横浜市港湾局提供

 

2018(平成30)年時点
着工 1971(昭和46)年
完成 1990(平成2)年
ふ頭面積 322.0ha
取扱量 外貿1,827万トン
内貿 71万トン

大黒ふ頭多目的バースに入港した自動車専用船

大黒ふ頭は、海上出入貨物の増加や貨物のコンテナ化に対応するため、1971(昭和46)年から横浜港初の島式ふ頭として整備されました。

大黒ふ頭にはライナーターミナル、自動車船等を取り扱う多目的バース、コンテナターミナルなどを合わせ全部で25バースが整備されています。

近年は、乗用車・トラック等の完成自動車や大型建設用機械の取り扱いが増加してきたため、コンテナターミナルを自動車専用船をはじめとするRO/RO船に対応したバースへ機能転換を図るなどユーザーニーズに対応した柔軟な取り組みを行っています。

また東日本で最初の総合保税地域(FAZ)に認定された国内最大級の物流施設である、「横浜港国際流通センター」(Y-CC)をはじめとして、横浜開港以来、港の物流機能を支える民間の倉庫業者が集積し、安全・安心に貨物の保管、荷捌き、流通加工を行えるロジスティック機能を備えています。

2004(平成16)年には国道357号線横浜ベイブリッジ区間(本牧ふ頭~大黒ふ頭)が開通し、ふ頭内にインターチェンジが立地する首都高速道路と併せて横浜港と背後圏との道路ネットワークが強化されるなど、首都圏における一大流通拠点として、横浜港の物流機能の強化とみなと経済の活性化に大きな役割を果たしていくことを期待されています。

大黒ふ頭配置図

コンテナターミナル 計 1

施設名 借受者 岸壁延長(m) 面積(m2) 水深(m) クレーン(基) 主な運航船社
T-9 三井倉庫株式会社 240 84,400 12 2 JJSCO, Goto,

多目的バース 計 6

施設名 借受者 岸壁延長(m) 面積(m2) 水深(m) エプロン幅(m)
C-1号 株式会社日新 300 105,000 12 40
C-2号 株式会社日新
丸全昭和運輸株式会社
株式会社日本運搬社
300 105,000 12 40
C-3号 日本郵船株式会社 350 127,666 15 40
C-4号 川崎汽船株式会社
株式会社ダイトーコーポレーション
350 153,500 15 40
T-1・2号 (公共利用) 480
(240×2)
12 20

在来船バース 計 18

ライナーターミナル

施設名 借受者 岸壁延長(m) 面積(m2) 水深(m) エプロン幅(m)
L-1号 鈴江コーポレーション株式会社
澁澤倉庫株式会社
200 18,000 10 20
L-2号 株式会社日新
丸全昭和運輸株式会社
200 18,000 10 20
L-3号 三菱倉庫株式会社
株式会社三協
200 18,000 10 20
L-4号 山九株式会社
株式会社上組
200 18,000 10 20
L-5号 株式会社宇徳
株式会社日新
200 18,000 10 20
L-6号 三井倉庫株式会社
株式会社住友倉庫
200 18,000 10 20
L-7号 相模運輸倉庫株式会社
京濱港運株式会社
200 18,000 10 20
L-8号 日本通運株式会社
楠原輸送株式会社
京濱港運株式会社
200 18,000 10 20

在来船バース

施設名 借受者 岸壁延長(m) 面積(m2) 水深(m) エプロン幅(m)
T-3~8号 (公共利用) 1,110
(185×6)
10 20
P-1・2 (公共利用) 260
(130×2)
7.5 20
P-3・4 (公共利用) 260
(130×2)
7.5 20

物揚場、上屋、荷さばき用地

施設名 施設数 概要
上屋 8棟(鉄鋼上屋を含む) 24,521m2
在来貨物ターミナル用地 10ヶ所 41,480m2
荷さばき地 22ヶ所 441,035m2
物揚場 4ヶ所 岸壁総延長:1,700m
幅:15m
水深:4.5m